CH32V003 ProMicroサイズ開発ボードキット v1.3.1(3個入¥1,500) [74TH-G064]
- 物販商品(自宅から発送)3個セット[G064]支払いから発送までの日数:3日以内¥ 1,500
- 物販商品(自宅から発送)(オプション)0.5mmピッチUSB Type-Cソケット実装済みオプション支払いから発送までの日数:3日以内¥ 100
- 物販商品(自宅から発送)(オプション)WCH-LinkE SWD Adapter[G041]支払いから発送までの日数:3日以内¥ 500
WCH の廉価な RISC-V MCU CH32V003F4P6 を使った ProMicro サイズの開発ボードのキットです。 CH32V003 は格安マイコンで、公式ショップでは1個辺り10セントから買うことができます。 https://ja.aliexpress.com/item/1005005036714708.html CH32V003 は命令セットも命令長を抑えられる RV32EC を採用しています。 ぜひこの開発ボードの制作を通して、RISC-V で小物IoT機器を開発するきっかけにしてみてください。 3枚分のPCBと3個の制作に必要な部品が全て含まれています。若干壊れやすい用に感じていること、安価なMCUであることから、3個セットとしております。なお、クリスタルはMCU内蔵のものが利用できるため、部品に含まれていません(使えるIOも減ってしまうので)。 ご自身で実装の必要なキットです。 0.5mmピッチの実装が必要な、若干難度の高いものとなっています。 このキットで動作することを保証するものではありません。 ご了承の上、購入をお願いします。 USB Type-C ソケット(0.5mmピッチ)の実装に不安がある場合、機材の揃っている私 @74th の方で実装済みのものをお送りすることもできます。USB Type-C実装済みオプションを同時に購入ください。 回路図、PCB、KiCAD Project ファイルは公開しています。ご自身で発注することも可能です。 https://github.com/74th/ch32v-dev-boards/tree/main/ch32v00x-promicro 現在販売中のバージョンは v1.3.1 です。 v1.3.1 と v1.2.1 の違い。 ・テストワイヤでのWCH-LinkE接続を想定したSWIO用スルーホールを追加 ・I2CとSPIで両方使われるPC1ピンを左右に重複して配置して、ProMicroのI2C、SPIピン配置とコンパチにする ・USB信号線の配線を削除(マイコン自体にUSBの機能はなく、rv003usbの使用頻度が低いため) ・UARTで書き込めるブートローダを書き込まない(WCH-LinkEが国内販売されるようになったため) ハーフピッチ10ピンはUART付きSWDポートになります。オプションのWCH-LinkE SWD Adapterを使うと、WCH-LinkEをリボンケーブルで簡単に接続することができます。また、74thの作成するWCH-LinkEクローンにもこのポートを持たせています。 WCH-LinkE SWD Adapter、WCH-LinkEクローンにはリボンケーブルも付属しています。取り回しがしやすくなるため、ぜひご購入を検討ください。
書き込みには公式デバッガが必要
CH32V003 は WCH-LinkE というデバッガーを使ってファームウェアを書き込むことができます。利用にはこちらの準備が必要です。 秋月電子通商さんで購入することができます。 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-18065/ 類似商品に WCH-Link がありますが、これは CH32V003 には対応していません。 開発ボードには『サンハヤト テストワイヤ(メス-オス)(TTW-201)」での接続を想定したスルーホールがあります。こちらを利用すると便利です(写真参照)。 https://shop.sunhayato.co.jp/products/ttw-201 74thは、WCH-LinkEのクローン(公開されているファームウェアを書き込んだもの)を製作しています。UART付き10ピンポートがあり、こちらとケーブル1つで接続可能になっています(リボンケーブルの写真参照)。よろしければこちらも購入ください。 https://74th.booth.pm/items/5022813 WCH-LinkEアダプターは、WCH-LinkEにこの10ピンポートを追加するものとなっています。安価に便利な接続を追加できるためお勧めです。
ファームウェアの開発方法
CH32V003の開発方法をまとめたガイドブックを作成しております。こちらの購入も検討ください。 『CH32V003開発ガイドブック』(技術書典18) https://74th.booth.pm/items/6934072 IC製造元の公式がArduino環境を整備しています。 このArduinoの使い方も『CH32V003開発ガイドブック 』にまとめているのですが、Arduinoの開発方法だけを抽出した公開サイトを作っております。CH32V003の開発の入門に参考にしてください。 https://ch32v003-guidebook-arduino.74th.tech/
その他
この開発ボードの制作についてブログにしています。 v1.2.1 https://74th.hateblo.jp/entry/2023/04/15/220156 同じようなボードの手はんだ実装の作業動画を YouTube に上げています(参考程度にしてほしい、未編集動画です)。 https://www.youtube.com/watch?v=SPF6LWh38fc 現在、IC自体は国内でも購入可能です。
注文時のご注意
商品ページ内のラインナップには「オプション」と書かれた商品があります。こちらは本体の商品を購入された方への、同時購入向けのオプションとなっております。かならず本体の同時購入をお願いします。 誤って単独で購入した場合(本体購入直後は除きます)、返金はできませんのでご注意ください。 以前のバージョンv1.2.1販売時には、UART経由で書き込みできるブートローダを書き込んだ状態で出荷しておりました。当時は、国内でWCH-LinkEの販売がされていなかったため、入手に手間がかかるため、そのようにしておりました。現在はWCH-LinkEが国内ですぐに購入できるようになったため、ブートローダを書き込んでいない形で出荷しております。 v1.2.1では、rv003usbの利用を想定したUSB信号線の配線がされていました。v1.3.1ではUSB信号線は配線しないようになっています。